私の推し。


2017年4月29日 春ツアー 京都公演 にて、私の推し、工藤遥ちゃんがモーニング娘。を卒業することを発表した。


頭が真っ白になるってこのことを言うんだね。拙い文章になってしまうけど、今の正直な気持ちを文字に起こしてみようと思う。


‪遡るは、元推しの青いTシャツを着てハロコンに行った時のこと。存在は知っていたし、ああこの子の顔めっちゃ好きだなっていう程度の認識のまま初めて工藤に会った。娘。のパフォーマンスになったらなんとなく工藤を探して、後列の端っこで踊る小さくて華奢な女の子を見つけた。「 ああ、この子好きだな 」って率直に思った。ヲタクなら解ると思うんだけど、本能的にビビッとくる感じ。「 私、この子が好きだ。」みたいな。伝われ。‬


‪その頃はまだ可愛いな〜好きだな〜くらいでピンポスも緩く交換探してたくらい。でも、それから工藤遥という存在が私にとってかけがえのない大切なものになるまでにそう時間はかからなくて。今となっては工藤遥という存在そのものが好き。この時点で今回の卒業に対する思いの答えは出てるのかもしれないなあ。上手く言葉にできないけど。‬


‪アイドルを続けながら、両立という形で心の中に芽生え始めた新たな夢を追いかけることも出来た。公で口にしないままアイドル活動の中でそれをすることは出来たはず。言い方は悪いかもしれないけど、きっとずる賢い子ならそうするんだと思う。けど工藤はそれを失礼だと言い切った。かっこいいよね、ほんと。自分だけ違う方も向きつつ仲間と肩を並べるのは失礼だ、なんて。17歳の少女が頭が痛くなるほど悩んだ末に辿り着いた自分なりの答え。かっこいいなあ。‬


‪あまりこういう事は言いたくないけど、「 他にやりたいことができたから。 」という理由でグループを抜けていく子が最近はとても多くて、それがすごく苦しいというか、勿体無いというか、上手く言葉に出来ないけど「 ああ、またか。」ってどうしてもマイナスに捉えてしまう自分もいて。あなたはアイドルなのに、って。‬


‪けど、それはよくよく考えてみれば、〝 モーニング娘。 ″ という今あるあまりにも贅沢な衣を脱ぎ捨てて、仲間の元から1人抜け出してまでも掴み取りたい夢な訳で。すごいことだよね、ほんとに。工藤が演技に興味関心を持っていて、それを心から楽しんでいる事はきっとファンならみんなが知っていたことだから、納得してる人も多いんじゃないかなって思う。ただ、あまりにも突然すぎてついていけないだけで。自分もそのひとり。‬


‪あーーーー寂しいよ。寂しい。本当に寂しいし、今はまだ卒業して欲しくない。これが本音。だって、まだまだ歌って踊るキラキラアイドル工藤のハルちゃんを見ていたいもん。あゆみずきのような振袖姿のコレ写だって妄想してた。やっと来年からは工藤もカウコンに出られる!私のカウコンデビューだ!って思ってた。でも、それも妄想のままで終わってしまうんだなって思ったらやっぱりとてつもなく寂しくて。自分も周りも突然だと言うけれど、もう工藤は18歳になる年だもんね。ハロープロジェクトには加入して8年目。そんなに経つのか。18歳なんて、アイドル以前に女の子として、人間として人生の大きな分岐点。そんな場所に立って大きな決断をした大好きな人の夢を、応援しない訳ないじゃない。純粋な気持ちで真っ正面から新しい道に挑もうとするその姿に、改めて私はこの子が大好きなんだなって感じたよ。‬


‪文字面でしか見てないからまだ実感はないけれど、きっと今週のハロステで公開されるであろう工藤の卒業発表を見て、本人の口からそれを聞いて、はじめて推しの卒業が夢じゃなくて現実なんだって感じるんだと思う。‬


‪「 好きな女優だれ? 」「 工藤遥! 」そんな会話が日常の中で当たり前のように成り立つ、そんな日が来て欲しいし、きっといつか来るだろうって私は思ってる。ただ、工藤には誰かのようなポジションだなんて言って欲しくはないのが本音で。もちろん個人名を出してまで言うのには何かしら意味はあるんだろうけど。2015年に卒業した赤い彼女が口にしたいつかの言葉ではないけれど、工藤にしか立てないような、そんなポジションを築き上げて欲しい。これは別に本人が口にした訳でもなければ、望んでもいないことかもしれないただのオタクのしがないわがままの一つに過ぎないけれど(笑)‬


モーニング娘。工藤遥ちゃんにお別れをした後は、新しい女優の工藤遥ちゃん出会える。寂しい、悲しい、卒業なんて無理、嫌だ、と思ってしまうことを今だけは許してね。きたるその日には、次の夢へと向かって羽ばたく大好きな工藤の後ろ姿を笑顔で送り出すから(;_;)今だけは、もう少し寂しがらせて下さい。‬


‪今は、モーニング娘。工藤遥として活動する彼女を精一杯応援したい。応援する。応援させてください。半年間、アイドル工藤遥にたくさん幸せにしてもらう!残りの長いようで短い期間、その中でも工藤からたくさんの感情を教えてもらうんだろうなあ。


きっと工藤が私の最後の推し。今までもこれからも、いちばん大好きな女の子です。‬